まず、はじめに、萬谷誠理事長から開宴にあたって
「新年あけましておめでとうございます。皆様、本日は、ご多忙の中を関シ協新年互礼会に多数ご出席を賜りまして、誠にありがとうございます。深く御礼申し上げます。
2025年新春を迎えるにあたり、組合を代表いたしまして、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は新年早々、元旦には能登半島地震、２日には飛行機事故が発生するという、大変な幕開けとなりました。早いものであれからあっという間に１年が経ちました。
大変なニュースばかりではなく、夏にはフランスのパリにおいてオリッピクとパラリンピックが開催された、また、秋にはアメリカ大リーグにおいて、大谷選手が大活躍をするといった明るいニュースもたくさんあった年でした。
2025年は、大阪万博が開幕されます、今年一年が皆さんにとって素晴らしいものであることを願っております。
さて、関シ協の組合活動におきましては組合員、賛助会員の皆様方のご協力のもとで、積み重ね、努力してまいりました。
主な活動といたましては、シーリング技能士検定試験、シーリングスクール等各種講習会、出前講座、シーリンググランプリの開催など皆様のご協力のもとに運営してまいりました。
昨年8月にはシーリング技能士１級、2級の技能検定試験を行い、1級61名2級4名の新たな技能士が誕生いたしました。
また、10月には、ワークショップ授業を11月には、出前講座を修成建設専門学校において実施いたしました。
ワークショップ授業と出前講座は若年技能者人材育成支援の一環で、ものづくりマイスター等を派遣し、若い方に少しでもシーリング防水作業に興味を持っていただけるよう、また、この業界に来ていただけるよう講座を設けているものです。
活路開拓委員会が担当しており、今年2月には就職ガイダンスを実施する予定です。
ガイダンスに参加してもらえれば、直接学生さんと話をしてもらうという機会を設けておりますので、是非この機会を活用頂ければなと思います。今回で2回目となります。
さらに、今年の4月上旬には昨年に引き続きシーリンググランプリの開催が予定されております。一作年から日シ工連主催の全国シーリンググランプリとなり、大会場所は昨年と同様尼崎で開催されるものです。
関シ協においてはそれを見据えて関西予選を予定しております。今回もフューチャー委員会が、若い方々が中心となって運営していただき開催することとしております。
このシーリンググランプリは職人さん同士の技量を切磋琢磨することで、各々の技能の向上を目指すとともに、一級技能士の研修的な意味合いも含まれるものとなっています。
他の人の技量を見ることで、また、自分の技量をそこで試すことによって、色々な情報、やり方なり、技なりを習得して、日常の現場でそれらを活かしてもらうことを目的としております。
それに加え、シーリング技能士の社会的地位の向上、しいては業界の発展を目的としておるものです。
関西で開催されるもので、4月にはご案内させていただく予定としておりますので、ぜひ皆様におかれましては、ご見学だけでも、できましたら、職人さんも一緒に見に来ていただければと思います。競技終了後に、全国の職人さんがそろって「どんな道具を使っているのか」、「どういった形での作業、どう施工したのか」といったことなどの研修会といいますか、意見交換会をやる予定です。
道具を見るだけでも全国でこれだけ違いがあるのか、といった道具が見れると思います。他の人の道具を見るといった機会もなかなか無いと思いますので、是非この機会を活用頂けばと思います。
職人さんの技能の向上という点につきましては、少しずつですが目的が達成されているのではと思っておりますが、シーリング技能士の社会的地位の向上、それと業界の発展ということについては、まだまだ考えていかないといけない部分、勉強していかなければいけない部分が残っているのではないかと思っておりますので、その達成に向けて努力してまいりたいと思っております。
ぜひ皆様におかれましては、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
最後になりますが、本日ご出席の皆様方のご発展とご健勝、ご多幸を祈念いたしまして新年のご挨拶とさせていただきます。
本日は、どうもありがとうございます。」
と挨拶されました。
 

次にご来賓の方々のご紹介の後、ご来賓を代表してと石川博崇参議院議員からお言葉をいただきました。

続けて、祝電の紹介後、10月から組合員となられた「善紳高建」の浜畑佑典代表取締役からご挨拶がありました。

最後に、中村武彦日本シーリング材工業会大阪支部長により乾杯のご発声をしていただき、懇親会となりました。

懇親会の中盤には、各委員会からプロジェクターを活用した事業紹介が以下のとおりありました。

①最初に西原芳博専務理事から組合組織表の変更箇所について説明があり、続けて4月上旬に予定しているシーリンググランプリ大会のご案内がありました。

➁次に蛎崎龍徳理事より活路開拓事業であるワークショップ、出前講座、就業ガイダンスについての事業説明がありました。

③最後に、福重誠理事と真野晃平委員長からフューチャー委員会の事業として進めているSNS事業についての目的、目的達成度、SNSの仕組み等についての説明がありました。

 

中締めは、竹田幸平副理事長から締めの挨拶があり、「一本締め」でお開きとなりました。